サッカーU23日本代表は見事オリンピック予選を突破し、本線への出場を勝ち取ることができました。
今回はこの予選(AFC U23アジアカップ カタール2024)について振り返り、まとめてみました。
①グループステージ初戦 VS 中国
スターティングメンバーと結果は以下の通りです。
※出典元:https://www.jfa.jp/national_team/u23_2024/afc_u23_asiancup_2024/groupB/match_page/m3.html
この試合の概要は、以下のようなものです。
(ハイライト動画はこちら https://sports.yahoo.co.jp/video/player/13828307)
・前半8分に松木玖生が幸先よく先制
・試合序盤17分にDFの西尾が相手選手への肘打ちで一発レッドカードによる退場
・10人になった後はGK小久保を中心に守りぬく
この試合の勝利の立役者は、先制点を挙げた松木と無失点に抑えた小久保だと思います。
10人になる前に松木が先制点を取ってくれたことが、結果的にはとても大きかったです。
またGK小久保は2度のファインセーブがあり、特に46分の1対1を見事にセーブしたのは驚きました。
小久保はその後の試合でも素晴らしい活躍で、大会を通してとても安定したプレーでした。
西尾と交代で入った木村も落ち着いたプレーで貢献していましたし、右サイドからアシストをして何度かチャンスを作っていた山田も印象的でした。
西尾の退場はVARがなかったらおそらく発生していなかったので、VARの意義を感じる試合でもありました。
西尾にとっては軽く振り払った感じなのだと思いますが、この程度でも退場になりうるということが体験できたので、個人としてもチームとしても、教訓として今後に生かしてほしいと思います。
②グループステージ第2戦 VS UAE
スターティングメンバーと結果は以下の通りです。
ハイライトはこちら https://www.youtube.com/watch?v=6fvGO-wPSQY
この試合の概要は以下です。
・前半27分にコーナーキック後のプレーから山本のセンターリングに木村がヘディングで合わせて先制
⇒山本のセンターリングが素晴らしかったです。
・前半アディショナルタイム MF川崎がPKを獲得しながら、オンフィールドレビュー(OFR)の末に取り消し
・後半16分 左サイドのDF大畑からのグラウンダーのクロスをFW荒木が触れてゴールに流し込んだが、その前のプレーで大畑がオフサイドと判定、またもゴール取り消し
・後半21分 左サイドのDF大畑からのセンタリングを川崎がヘディングで合わせて2点目
⇒左サイドバックの大畑が良いオーバーラップを見せました。
日本が終始攻めている状況だったので、もう少し点が取れた試合でした。
10番の佐藤や途中から入った細谷も決定機が結構あったので、決めるときにきちんと決めてほしいところではあります。
MOM(マンオブザマッチ)は中盤の山本だったようです。
③グループステージ第3戦 VS 韓国
スターティングメンバーと結果は以下の通りです。
ハイライトはこちら https://www.youtube.com/watch?v=TMihrmhQQbc&t=409s
・前半はお互い無得点だったが、日本のほうがチャンスを作っている印象。
・74分にコーナーキックから韓国が先制
・その後日本もメンバー交代などで猛攻を仕掛けるが、得点が取れず、惜敗
かなり1,2戦目からメンバーをかなり入れ替えてきましたが、それほどチーム力が下がった印象はありませんでした。
このあたり、大岩監督の手腕が見えてくる部分だと感じました。誰が出てきても質の高いプレーができるメンバーがそろっている印象です。
今回はセットプレーからの失点だったので、致し方ないかなというところでした。
失点よりも、日本の課題は得点力だと思います。
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